下流中年〜一億総貧困の行方〜(著者:雨宮処凛・茅野俊人・赤木智弘・阿部彩・池上正樹・加藤順子)

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こんにちは、momonoineneです。

今回は、「下流中年」という本の内容と感想です。

ショッキングなタイトルの本ですが、物価高で増税で手取りが少なくなってますので、人ごとではないと思い読んでみました。

物価高に困っている方将来が不安な方にオススメです。

それでは、どうぞ。

著者が複数いますので、結論はさまざまです。

ですが、それらの意見を総合すると、

「これからの日本では、誰でも貧困になる可能性はあるので、社会を変える必要がある」

ということは共通して伝えたかった事だと感じました。

日本が貧しくなっているとよく言われますが、この本によると少なくとも老人の経済状態は改善されているそうです。

むしろ中年世代の経済状況が悪化している、との事です。

しかも、それは個人の努力でどうなるという範囲ではなく社会の仕組みそのものの問題によるところが大きいそうです。

氷河期世代もそうですが、就職したくても職がなければ、個人ではどうしようもないですよね。

介護離職や正社員と非正規雇用の格差についても、個人ではなく社会の問題だとされていました。

残念ながら、誰でもなりうるそうです。

介護が始まって仕事が難しくなってしまったり、会社から解雇されることは誰にでも起こりうる事です。

もし、そうなってしまったら、いざという時は生活保護を受けるのがよいそうです。

生活保護を受けるのは抵抗がありますが、どうしようもない時は受けていいとの事でした。

また、人間関係が大切だそうです。

信頼できる人間関係があれば、自分の居場所があると実感しますし、困った事も相談できます。

貧困は、孤立する事でより深刻な問題になるようです。

かなり暗い内容だと思っていたのですが、この本の著者のひとり赤木さんが書かれていた内容は希望もあり、大変驚きました。

仕事はAIに任せて、人間は本来したかった活動をするようになるのではないかという予想というか希望が書かれていました。

確かに、AIに仕事を奪われると悲観するより、AIに仕事をしてもらうと考えるのがいいですよね。

私もそんな未来が来ることを願っています。

この本でショッキングだったのは、当事者12人のインタビューでした。

専門家の方が現状を分析して言う意見と比べると、やはり生々しいし当事者の苦悩がリアルに伝わってきます

この部分だけは、メンタルが安定している時に読んだ方がいいかもしれません。

生まれる年が違っただけで就職の難易度が変わったり、高学歴だとかえって中々仕事につけなかったりするというのは社会の問題で災害みたいなものだと改めて感じました。

最近は、会社が黒字でもAIで業務を効率化したなどの理由で、正社員を数百人単位でリストラしたりするところもありますよね。

経営不振でリストラなら理解できますが、黒字でリストラというのは驚きました。

そんなニュースを聞いて、恐ろしい世の中になったと感じてしまいます。

下流中年の問題は、本当に人ごとではないですよね。

個人でできることは限られていて、結局会社に命運を握られているところがあります。

お金も大事だけれど、人間関係がもっと大切ということなので、周りの人を大切にするのが個人で出来ることだと感じました。

自分を犠牲にしてはいけませんが、人とのつながりが幸せに生きていくためのコツのようです。

私も周りの人を大切にしていきたいです。

では、「下流中年〜一億総貧困の行方〜」のまとめです。

  • 誰でも下流中年になる可能性がある
  • 個人のせいではなく、社会を変える必要がある
  • 人間関係が大切

もし、下流中年になったとしても、自分のせいではないという事は覚えておいて欲しいです。

お金があってもなくても、人間関係を大切にしていく事が大切ですね。

皆さんも、よかったらメンタルの安定した時に読んでみてくださいね、では。

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