こんにちは、momonoineneです。
今回は橘玲さんの、「世界はなぜ地獄になるのか」の内容と感想についてです。
この本はYouTubeなどで話題になったので、知っている方も多いと思います。
怖いタイトルですが、多くの方に読んでもらいたい、有益な本です。
世の中息苦しいと感じている方、SNSをされている方にオススメです。
それでは、どうぞ。
「世界はなぜ地獄になるのか」の内容
著者が一番伝えたかった事
今の社会は、キャンセルカルチャーが幅を利かせていて、何かと生きづらい社会です。
そこで、どうやったらそんな社会で攻撃されずに生き延びることができるか、というのがこの本で著者が一番伝えたかった事です。
生き延びる方法
詳しくは、本書を順番に読んでいってもらいたいのですが、デリケートな話題には触れないのが対策になります。
特に、SNSなどは不特定多数の目に触れる上に、履歴も残ります。
一番いい対策はSNSをしない事ですが、それは今の時代難しいですよね。
とにかく気をつけて投稿するしかなさそうです。
キャンセルカルチャー
ちなみに、この本にはキャンセルカルチャーについての実例が載っています。
SNSやニュースを見ただけではわからない情報にも詳しく、こういう事だったのね、と疑問が解消されました。
キャンセルカルチャーを防ぐには、キャンセルされそうな高い地位(政治家など)にならないことが一番の対策だそうです。
本当にひどい人物ならキャンセルされても仕方ないかもしれませんが、ニュースやSNSの情報が間違っている場合もありますし、このような話題はSNSでコメントしない方が良さそうですね。
「世界はなぜ地獄になるのか」感想
仕方がないといえばそれまでですが
個人が自由に生きる社会を作っている途中なんですよね、そのルール(ポリコレ)を作るのに今大変苦労しています、という気がします。
あちらを立てればこちらがたたずで、利権が衝突し合っているんですよね。
少数派を大事にすれば、多数派が犠牲になるとか、もうどうすればいいのかわかりません。
私には、すごい天才かAIに解決策を見つけてもらう、という方法しか思い浮かびませんでした。
価値観の違いでもめないために
ちなみに、私が価値観の違いでもめないためにしている事があります。
それは、「様々な価値観の人と接すること」です。
なぜか似たような価値観の人とばかりとずっと一緒にいるとですね、価値観が固まってしまいがちで、些細な事でトラブルになりやすいんですよ。
友人同士や、会社などで、モヤモヤする事があっても、違う価値観について知っているだけでちょっと心が楽になると思います。
かなり年下、かなり年上の人とちょっと話すだけでもかなり価値観が違っておもしろいなあ、と思います。
同じような人といると楽ですが、価値観の違う方と接すると、脳を使うからかかなり疲れます。
リアルに知人や友人でなくとも、ネットや昔の書籍を読んでも違う価値観は取り入れられますよ。
とりあえずこの対策をしておきたい
とりあえず、キャンセルされるような地位にはつかない(つく可能性は無いですが)デリケートな話題に触れない、と対策をしていきます。
キャンセル祭りに参加しない
そして、キャンセルカルチャーについてですが、参加しないようにします。
ニュースやSNSの情報が間違っている場合もありますし、SNSでひどい言葉を書いてしまったら、訴えられる可能性もあります。
誹謗中傷は真実であってもなくても適用されますし、プロバイダ開示請求でどこの誰が発言したか特定できるそうです。
本当にSNSって、上手く付き合っていくのが難しいツールですね。
まとめ
では、「世界はなぜ地獄になるのか」のまとめです。
- ルールを作っている最中なので、利権が衝突してモメる
- SNSや実生活ではデリケートな話題は避ける
- 高い地位につかない
私は氷河期世代なので、生きているだけでとても幸せな事だと思っていますし、たとえ死んでも、この世の苦しみから逃れられるので幸せなのかもしれません。
世界が地獄になっていても、これまでなんとかなってるので、これからも大丈夫ですよ。
少しつらい内容の本書ですが、読んでみたい方が少しでもいるとうれしいです。
読み終わったら、この本の感想をブログ、YouTubeで読んでみるのも新しい気づきがあってオススメですよ、では。
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