こんにちは、momonoineneです。
最近「薬屋のひとりごと」という小説(アニメ・マンガも)が流行っています。
薬屋の少女が毒見役をする話なんですが、現代で毒見役というのは存在するのかな、と思い調べてみました。
調べた結果がおもしろかったので、書いてみます。
毒味に興味がある方、薬屋のひとりごとが好きな方にオススメです。
それでは、どうぞ。
現代の毒見役
毒見役について
一応、毒味役がどんなものかを説明しますね。
昔の偉い人(殿様とか皇帝とか)は常に毒殺される危険性がありましたので、料理に毒が入っていないか、毒味役に料理を食べさせて毒がないかを確認していました。
江戸時代の殿様や中国の皇帝は、豪華な食事だったので毒味役は美味しい料理を口にできましたが、常に死の危険と隣り合わせでした。
現代の毒見役について
現在では、食品工場やレストランなどで、安全確認や品質チェックを行うのに行なっているようです。
どちらかというと、味見に近いですね。
そんな中、これぞ毒見という人を見つけたので書いておきます。
現代の毒見役その1:校長先生
学校給食に異常がないかを確認するのが、学校の校長先生なんだそうです。
現代では「検食」というそうです。
過去の事件では、給食に汚物が意図的に入れられていたのを、校長先生が異臭がすると気づいた事があったそうです。
幸い食べた人はいなかったそうです。
他にも異物混入事件などもあり、校長先生が気がついたおかげで大事に至らなかった事例はかなりあるようです。
一方で、食後数時間たたないと症状が出ない食中毒は「検食」でわからなかったりします。
生徒の命と健康がかかっている「検食」は責任重大ですね。
現代の毒見役その2:大統領などの側近
これは、当然ですね。
命を狙われる要人は、ボディーガードが常に一緒ですが、毒は防げないですものね。
前にオバマ大統領が、毒見役をレストランに連れて来た事があったそうです。
現代の毒味役その3:医療機関・介護施設などの職員
これも学校と同じで、「検食」が行われているそうです。
こちらは施設長がしないといけないわけではなく、職員さんが検食係の事が多いようです。
高齢者の食事の安全性を確認するために行うそうですが、味付けにも厳しくチェックが入る事が多いようですね。
出身地によって味覚が違う(東北だと塩味が濃いとか、九州だと醤油が甘いとか)し、年を取ると濃い味を好むようになるので、健康との兼ね合いが大変そうです。
まとめ
では、現代の毒味役のまとめです。
- 現代にも毒見役は存在する(校長先生・施設職員など)
- 品質管理、安全確認のために行う
- 昔ほど命の危険はないが、責任は重い
政府の要人の毒見役は予想できましたが、まさか校長先生が毒見をするとは思いませんでした。
事件もごくまれですが起こっていますし、生徒の健康がかかっているので、校長先生は大変ですね。
現代の毒見役は、責任も重いし大変な仕事ですね、私にはできないなと思ってしまいました、では。
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