こんにちは、momonoineneです。
今回は、「明日誰かに話したくなる王家の話2冠」の内容と感想です。
皆さん、ヨーロッパの歴史は好きですか?
フランスのルイ14世やエリザベス一世、西太后などが出てきた映画を観た方も多いのではないでしょうか。
今と違った風習や衣装、住居にちょっとワクワクしてしまいますよね。
歴史の話が好きな方、ちょっと歴史にツッコミたくなる方にオススメです。
それでは、どうぞ。
「明日誰かに話したくなる王家の話2冠」内容
作者が一番伝えたかった事
歴史はツッコミどころが多くておもしろい、という事を伝えたかったのではないでしょうか。
その時代に一生懸命生きたからこそ、矛盾だったり苦悩だったりがあってそうなってしまうというのも伝えたい事だと思います。
堅苦しくなく楽しめる
この本は、YouTubeのよつばチャンネルさんの内容を修正加筆した内容です。
二人の掛け合いが面白い歴史チャンネルですが、そのテイストをそのまま本にした感じですね。
実は一冠もあります↓
一冠もおもしろかったのですが、人に本を貸したら返ってこなかったので感想が書けなかったという事情があります。
返ってきたら感想を書こうかなと思っています。
2冠で出てきた王家
王家の話ですが、2冠ででてきた王家は、イギリスのテューダー家、フランスのブルボン朝、中国の愛新覚羅家などです。
第4章では、よつばチャンネルのアイドル「ソフィアちゃん」が出てきてビザンツ帝国など四つの王家を紹介しています。
「明日誰かに話したくなる王家の話2冠」感想
事実は小説より奇なり
最初に書かれているのはイギリステューダー家なのですが、ヘンリー八世の存在感がすごすぎました。
ヘンリー八世は6回ほど結婚していますが、いくら王様とはいえ、とんでもない事ですよね。
しかも、妻を処刑したり、結婚は無効だと言い出したり、別れ方も酷いものが多いです。
そして、ここまでしたのに結局ヘンリー八世の子孫は子供の世代で断絶してしまいました。
西太后は映画の悪女イメージが定着していますが、実際はそこまで酷いことはしていなかったそうというのが意外でした。
フランスブルボン家は最初アンリが多くて混乱しました(三アンリの戦い)が、映画や漫画などで有名なルイ14世、などおなじみの登場人物が多くてわかりやすかったです。
最後はフランス革命が起こってしまうのですが……
どの王家もツッコミどころ満載で楽しい一冊でした。
よつばチャンネルについて
オススメの動画
私はよつばチャンネルを観ているのですが、興味がある話だけを観てもいいし、歴史が好きなら全部の動画を見るのもオススメです。
そんな中でも、私が特に好きな動画を紹介します。
駐車場から王様?リチャード3世の話
これは一話完結なので、これだけでも楽しく観れます。
イギリスのリチャード3世が好きな方にオススメです。
シェイクスピアの劇では超悪役ですが、実際はどうだったのか、というのがわかっておもしろいです。
鉄仮面の正体判明
そもそも鉄仮面は何か?から説明してくれていますので、気になる方は観てみてくださいね。
鉄仮面の話を聞いて、正体が気になっていた方に特にオススメです。
もちろん、これだけではなく他の動画もおもしろいです。
1話が30分前後ですが、数話にわたるシリーズもあります。
シリーズものは長いですが、おもしろいので観れちゃいますよ。
まとめ
では、明日誰かに話したくなる王家の話のまとめです。
- フランスブルボン家、イギリステューダー家、中国愛新覚羅家についての話
- どの王家も波瀾万丈でツッコミどころ満載
- よつばチャンネルもオススメ
血が繋がった後継者に固執して、孫が生まれず断絶してしまったヘンリー八世を見ると、栄華を極めた人間でも思い通りにならない事があるのだと思い知らされます。
そして、後継をハッキリさせないとモメる、というのもあるあるですね。
困った一族が後継者争いをはじめて、一家全滅というパターンは多いです。
私はこういった争いは関係ないですが、会社を経営していたり、名家の当主だったりする方は気をつけた方がいいかも知れませんね、では。
コメント