一億総ガキ社会〜「成熟拒否」という病〜(著者:片田珠美)

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こんにちは、momonoineneです。

今回は、「一億総ガキ社会〜「成熟拒否」という病〜」の内容と感想です。

著者は、精神科医の片田珠美さんです。

引きこもり、新型うつ病、なんでも他人のせいにするクレーマー、依存症が増えた原因について書いています。

クレーマーに振り回されている方なんでも他人のせいにする人に困っている方にオススメです。

それでは、どうぞ。

世の中にはままならない事(例えば死など)があるので、「あきらめる」という事が時には必要です。

なるべくなら、若いうちに失敗して、立ち上がる経験を積むべきで、失敗から敗因を分析し、他人のせいばかりにしない事が大切だそうです。

「あきらめる」ことが出来ずに、自己愛的イメージにしがみつき、現実の自分と向かい合おうとしない人が増えた社会のことだそうです。

あとは、ちょっとでもつまづくと傷ついてしまいひきこもりになってしまったり、自分だけがとんでもない目に遭っていると被害者意識を募らせて、他人を責めるようになる人も増えたそうです。

さらには、悩みや葛藤から解放されようとして「酒・薬物」などの依存症に陥ることもあるとのこと。

一億総「他責」社会になりつつあるとも言えるそうです。

成熟拒否とは、自己愛的イメージと現実の自分とのギャップを受け入れられないことです。

現代で成熟拒否が蔓延した原因は、医療の発達により寿命が延びて死が身近なものではなくなった事と、痛み・悩み・不快感なども取り除く事ができるようになった事だそうです。

スマホなどで便利になりすぎて、あまり不快に思わない事も増えましたよね。

そんな便利で良さそうな社会の副作用として「成熟拒否」が出てきてしまっているそうです。

実はこの本を読んだ時、「成熟拒否とは」私のことかも?と思ってドキッとしてしまいました。

あきらめきれない、というのは結構ありまして、化粧品とか美容液とかついつい買ってしまっていますし、朝晩スクワットとかしています。

努力はいい事なんですが、現実の自分と折り合いをつけられないという事でもあるのかもしれません。

正直、私は自己愛は強い方なんじゃないかと思います。

人のせいにしないように気をつけているんですが、これも他の人から見たらどうなのか?というのはわからないですし、なかなか自分を客観的に見るのは難しいですね。

とりあえず努力してみて、上手くいかなかった時、あきらめるのも大切な事ですね。

人生は運が左右する場面がかなりありますし、結果が出なかったとしても上手くいかなった時の経験が役に立つこともあります。

子供との関わり方については、子供に過干渉しないとか、反抗期があった方が望ましいなどの事が書かれていましたので、これから気をつけたいですね。

では、「一億総ガキ社会〜「成熟拒否」という病〜」のまとめです。

  • あきらめる事も必要
  • 失敗から敗因を分析し、自分で起き上がる、他人のせいばかりにしない
  • 便利で豊かな社会の副作用が「成熟拒否」という現象

なかなか耳が痛い話でしたが、理想と現実と上手く折り合いをつけてやっていきたいものです。

身近に死ぬ人が少なくなったのはいい事ですが、その副作用で「成熟拒否」が増えたというのは難しい問題ですよね。

本書では精神分析などの話もあり、かなり興味深い話が多かったですので、気になったら読んでみてくださいね、では。

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