こんにちは、momonoineneです。
今回は、「働かない勇気」という本の感想です。
私はどちらかといえば、働くのは好きな方ですが、世の中事情があって働けないという方もいるし、私自身も働けなくなるかもしれません。
今現在働いている方、今働いてない方にもオススメです。
それでは、どうぞ。
「働かない勇気」内容
「働かない勇気」の伝えたい事

こちらはKindleの電子書籍のみの販売で、価格は現在(2025/06)300円です。
(Amazonアフェリエイトに入ってないので画像のみ貼っておきます)
帯に「労働は悪行である!」と書いてありますが、そんな感じの内容です。
アドラーの「嫌われる勇気」↓のパロディ本なので、本家を知っているとより楽しめます。
ちなみに、全ての労働が悪いわけではなく、「生きるために働く事を強制される」というのが悪だとされています。
働くのが好きな人の労働は悪ではないそうです。
なぜ「労働」は悪なのか
この本では、「労働は悪」とされています。
それは、皆に労働を強制すると労働の奪い合いがおき、労働者の価値が下落する(給料が低くなる)から。
それと、もう十分に「食料」などのニーズは満たされているのに、さらに働こうとすると、無理やり必要のない仕事を作り出して過剰に資源を消費する事になってしまうから。
それなら、ベーシックインカムを取り入れて、仕事をしたい人だけが働く世の中の方が健全である、ということです。
「働かない勇気」感想
私は働くのが美徳とされる世の中に育ってきて、それについて疑いを持った事がなかったのですが、この本を読んで、こういう考え方もあるんだと驚きました。
確かに、中世ヨーロッパでは「日曜日に働くことが悪」とされていたのは知っていましたが、それはキリスト教を信仰していたからだと思っていました。
けれど、もしかしたらこの本で主張している「みんなが必死に働いたら賃金が安くなる」という理由もあったのではないでしょうか。
私はこの本を読んでも、働くのが好きなので労働がやめられないんですが、もし無理して働いて精神と身体を壊している方には、無理に仕事をしなくていいよと言いたいです。
働かなかったら、なぜか罪悪感を感じてしまったりとか、そういうのが無くなったらいいですね。
この本の主張はおもしろいですが、ベーシックインカムが導入されないと難しいですね。
今すぐできそうなのは、FIRE(早期退職&経済的自立)を目指す事くらいでしょうか。
この著者の他の本も読んでみたいです。
まとめ
では、「働かない勇気」のまとめです。
- 労働は悪である
- 世の中、無駄な仕事が多い
- 働きたい人だけが働けばよい
なんだか誤解を招きそうですが、働くのが悪いわけではなく、生きていくのに働かなければならない社会が良くないという話です。
この本が気になった方は、ぜひ「働かない勇気」を読んでみてくださいね、では。
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